四十肩/五十肩の治療|大阪市今里の整体院『こうや北の院』

四十肩/五十肩

実は四十肩や五十肩は、

硬い筋肉をただほぐせば良いわけではありません。

病期に合った正しい治療で、根本原因から完治させませんか?

大阪市今里の整体院「こうや北の院」では、四十肩や五十肩の患者さんを施術する際

「あなたの肩の痛みの原因は、筋肉だけではありません。他にもあります。」

とお伝えする事が多いのですが、多くの患者さんが

「肩の筋肉が硬いから、そこを柔らかくしたら治るんじゃないですか?」

とおっしゃいます。

確かに、四十肩/五十肩の場合は肩の筋肉がガチガチに硬くなる場合が多いので、そこをマッサージすれば改善できると勘違いさせるのも無理はありません。

しかし、四十肩/五十肩は筋肉だけではなく、靭帯・関節・神経・血管など全身を診ないと最短で改善できない事をご存じでしたか?

四十肩や五十肩は多くの場合、肩周囲の筋肉に注目して、硬い場所を施術していきます。

ただし肩の筋肉が硬いからと言って筋肉だけが痛みの原因とは限りませんし、痛みを感じてしまう組織はたくさんあるのです。

つまり、筋肉の四十肩/五十肩治療だけで痛みがなくなるのかは運任せと言う事になってしまいます。

しかも、四十肩/五十肩の「炎症期」と呼ばれる時期にも関わらず、筋肉をマッサージされたり、痛くなる範囲まで動かされたりするケースもあります。

本来ならば「炎症期」では安静やアイシング(痛い場所を冷やす)などが一番必要なのですが、無理な施術を行うケースも多く、余計に痛みを増悪させてしまう事も多いのです。最短で四十肩/五十肩を治療していくために必要なのは「病期(びょうき)」に合った治療なのです。

四十肩/五十肩の病期(びょうき)とその対策は?

四十肩/五十肩の病期、つまり症状が変わっていく時期について書いていきます。

  • ①炎症期
  • 安静にしてても痛い、寝ている時に痛む「夜間痛」が強い時期
  • ②拘縮期
  • 炎症によって関節が硬くなり、動かした時に痛みが出る時期
  • (安静時の痛みや夜間痛は弱くなっている)
  • ③回復期/寛解期(かんかいき)
  • 痛みや肩の動きが改善に向かう時期

この①〜③の期間は個人差がありますが、約10か月と言われています。

この病期に合った治療が受けられるかどうかで改善する早さが変わっていきます。

では、どんな時期にどんな事をしていけば良いのか?

炎症期における治療

(四十肩/五十肩の夜間痛での寝方)

四十肩/五十肩における炎症期では、安静時痛や夜間痛が強く起こっていきます。

肩周囲の炎症が強いので、この時期にどこかの整骨院や整体院で施術を受けても、痛みの改善には効果的ではありません。 

その理由は、この時期の炎症を起こす・痛みを起こす物質は「化学物質」と呼ばれるものだからです。

化学物質なので、マッサージをしたり、温めたり、動かしたりしても、どうにもなりません。ですのでここで必要なのは「薬」になります。

つまり、炎症期には整形外科を受診して、そこで薬を処方してもらったり、注射をしてもらったりする事が痛みを減らす一番の方法なのです。

後は痛い場所を冷やす(10分〜15分程度)、寝る時に腕の下に枕を置くなど、ご自身で出来る事はありますが薬に頼るのが一番効果が高いと考えられます。

少し我慢が多い時期ですがきちんと炎症期を過ごす事で回復も早くなっていくのです。

拘縮期と回復期(寛解期)における治療

まず拘縮期の「拘縮」とは関節が正常な範囲で動かなくなってしまった状態の事を言います。

四十肩/五十肩における拘縮期初期では安静時の痛みや夜間痛が残るものの、初期を過ぎれば痛みは減っていきます。

反対に可動域制限(関節の動く範囲の制限)が強く表れ、肩を動かす事で痛みが出てしまいます。

腕が挙がらなくなり、服を着る時や髪を洗う時などの日常生活で痛みが出てしまうのが拘縮期です。

初期では注意が必要ですが、炎症がなくなり安静時の痛みや夜間痛がなくなった拘縮期では、肩の動きを良くしていくために施術やセルフケアが必要になっていきます。

この時期では動かした時の痛みが強く出るので、筋肉や靭帯などへの強い刺激や関節を大きく動かすのには注意が必要です。何回か施術を行い、患者さんの状態を診て施術やセルフケアの指導を行う事が大切になっていきます。

そして回復期では、動かした時の痛みが減るので、施術やセルフケアでの刺激がだんだんと強くなっていきます。

もちろん個人差もあるのですが、動きの制限がかかるポイント以上での動きを行っていく事で改善していく時期です。積極的な施術やセルフケアで肩の動きや痛みを改善させていきます。

この拘縮期や回復期で診ていくのは硬くなった筋肉だけではありません。

靭帯や関節(関節包)、神経や血管に対して適切な施術やセルフケアを続けていくと治るりやすくなるのです。

大阪市今里の整体院『こうや北の院』の四十肩/五十肩の治療

こうや北の院での四十肩/五十肩の治療では多くの事を考え、検査し、患者さんに合った施術を行っていきます。

例えば、

肩関節は5つの関節で構成されているので

鎖骨や胸骨(胸の前の骨)、上腕骨(肩から肘までの骨)や肩甲骨や肋骨

の動きを一つ一つ確かめながら施術を行います。

それらに付着する筋肉・靭帯はもちろん、関節を包む膜や関節のクッション部分など

細かく施術をしていかないと四十肩/五十肩は改善されていかないのです。

くわえて、肩の関節を動かすのは「神経」です。

神経の伸びや滑る動きが悪いと関節の動きも正常にはなりません。

そして四十肩/五十肩になってしまった肩を治していくために「血流」を良くして、

栄養な酸素を送らなければなりません。そのために、血管がある部分への刺激が効果的なのです。

神経や血管を刺激するというのは聞いた事がないかもしれませんが、

筋肉や関節だけでは神経や血管といった所も

正常ではなくなってしまっている四十肩/五十肩も多いので、

そういった所も施術で回復していかなければいけません。

つまり、肩やその周囲に限らず、全身の細かい状態を診て、検査し、施術を行う事が

四十肩/五十肩を改善させていく一番の近道という事です。

一見、肩に関係なさそうな部分でも、肩を悪くする要因だったりします。例えば、背骨の反る動きが硬い人は肩が挙がりづらい。といったように。

全身を診て施術やセルフケアを行っていっても、四十肩/五十肩が完全に元の状態に戻るのには何か月もかかるケースが多いのですが、必要な事をしっかり続けていく事が四十肩/五十肩を治すための一番の近道なのです。

大阪市今里の整体院『こうや北の院』の治療は何が違うのか?

『こうや北の院』では、四十肩/五十肩といった症状に限らず実践している事があります。

それは「何が○○さんの症状の原因なのか?」を見つける事です。

一見、施術を行う所ならどこでもやってる事のように思いますが、

当院では「他とは違う」とはっきり言えます。

その理由は、症状について診るのはもちろん、全身を診て、患者さんの人生を診ていくからです。

症状についてはまず

その部位に何が起こっているのかを考えて診ていきます。

しかしそれだけでは不十分です。

神経は全身繋がっているので、患者さんの全身の状態を診ていく事で、

何でその症状が出ているのか?その要因を一つ一つ消していけるのです。

そして、今出ている症状というのは

「日常生活の積み重ね」で起きています。

なので、患者さんの人生を診るという事は、今の日常生活と過去の生活を診る事で、

なぜその症状が出ているのか、その要因を見つける事に繋がっていくのです。

そういった事を意識して、問診・検査・施術・指導を行うと、

その患者さんのほとんどの方に

「こうや北の院のような施術は受けた事がない方」と言っていただいております。

四十肩/五十肩の治療まとめ

結局のところ、四十肩/五十肩の治療はどうすれば一番良いのか?

この答えは、四十肩/五十肩の病期によって異なってきます。

病期とは、①炎症期②拘縮期③回復期(寛解期)の事です。

①の炎症期では、体内の化学物質によって安静時の痛みや夜間痛が強く表れるので、整形外科の受診をおすすめ致します。そこで薬や注射などを用いて痛みをコントロールする必要があります。ご自身で出来る事というと、肩のポジジョンを整えて安静にしたり、アイシングで患部を冷やす事で炎症を抑えていきましょう。ここでの過ごし方が後々の改善の早さに関わっていきます。

②拘縮期③回復期(寛解期)では刺激量を考えて施術やセルフケアを行っていくと効果的です。拘縮期初期では安静時の痛みや夜間痛が出てくる場合もありますので注意が必要ですが、肩の動きの制限を正常にしていくために施術やセルフケアが大切になってきます。

四十肩/五十肩はどうやったら早く治るか?というご質問も多いのですが、これは「患者さんによって違う」としか言えません。筋肉・靭帯・神経・関節(関節包)・関節のクッション・血管など、全身から診て施術できる院へ通われると改善も早くなっていきます。

もしお悩みでしたらお早めにご相談下さいね。

大阪市今里で四十肩/五十肩の治療ができる整体院をお探しなら、大阪メトロ千日前線新深江駅1番出口より徒歩6分の『こうや北の院』へお越し下さい。

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